ミスター・ノーバディ

ミスターノーバディ

2年前くらいに初めて鑑賞して
なんだろうこれは!となった作品。

自分とは何なのか?を考えながら、
今年はミスターノーバディと共に、
21歳の誕生日を迎えました。

見終わった後すごく不思議な気分になって。
哲学的な目に見えないものことや
存在や記憶や時間について考えたり…。

結局どの道をすすんでも、間違いではないし、
正解はないんじゃないかって感じさせられる。
この物語のラストや内容自体が、
人によって受け取り方が様々な気がして。

それを言葉や映像で表現していて
ヴィジュアル的にも面白い。
近未来的な視点から、思い出に浸るシーンは
新しさとノスタルジーの融合!
さらにそれをカラーで表現。
セットから伝わる世界観が本当に可愛い。

また音楽が印象的で、
出会いのシーンから最後まで繰り返し同じ曲を使ったり、
有名な曲をここで使うのか!と思うテンポの良さ。
心地よくて癖になって何度も聞いちゃう。

この作品は、自分の価値観が変わったり
歳を重ねるごとに感じ方だったり、
受け止め方が変わっていくと思うので、
いろんなタイミングで何度も見たい。

ジャレッドレトー演じるニモ。
自身で何パターンものニモを再現していてすごい。
一人一人がまるで別人。
個人的にはジュノーテンプル演じるアンナが好き。

人生における様々な選択の瞬間をどうぞ味わってください!

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