ラストナイト・イン・ソーホー

東京国際映画祭にて鑑賞。

最高に素晴らしかった!!!
予想もしない方向へ進んでいって、
さすがエドガーライト監督です…

ファッションデザイナーになる夢を抱き、
ロンドンへやってきた素朴な少女エロイーズ。
夜の煌びやかな世界で60年代の少女サンディと出会う。
2人の現在と過去が重なり合い隠されてきた秘密を知る…

「ワールズエンド」「ショーンオブザデッド」
「ベイビードライバー」も一捻り加えてオチがある感じ、
まさに今作もそれでした!ただじゃ終わらせない感あった。

ネオンに包まれた夜の街、雨が降ったり、
部屋に差し込む光がもう完全にストロボ状態で。
何かが起こる!って雰囲気満載のシチュエーション。
エロイーズと同じくあの世界へ引き込まれた…

60年代の女性ダンサーや、女性歌手に対しての、
男性の立場、権力もメッセージとして描かれていた。
ヘビーになりすぎず、煌びやかな世界の
表裏がダークポップに表現されていた!

アニャとトーマシン、2人は似てないようで、
最後の方に行くにつれてめちゃくちゃ似てくる。

2人がパンで入れ替わる部分、どっちがどっち!
ってなる映像も、見ていてすごく面白いし、
なにがなんだか分からなくなっていくような、
錯乱状態に陥るけど、それが楽しかった。

監督の頭の中を覗かせていただいてる気分で、
2時間とっても楽しかったです!
早くプレイリスト(サントラ)聴きたいな…
アニャの歌う“Downtwon“最高なので聞いてください!

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