クルエラ

クルエラ

自分の才能を武器に戦うクルエラがカッコいい!

ディズニーヴィランズの要素も残しつつ
ニューキャラクターを作り上げ、観客を
ここまで感情移入させ引き込めるのは凄い。

ディズニー実写映画は、単なる作品の再現ではなく、
実写のテーマ性が強いし、テーマに沿った
時代やキャラクターの新解釈がされている。
さらに原作ファンも喜ぶような作品への
オマージュがあって、リスペクトも伝わってくる。

プラダを着た悪魔のような関係性。
スパイ映画のようなワクワク感。
エミリーパリへ行くのようなファッショナブルさ。
エネルギーが爆発した作品だった。

エマストーン演じるクルエラが魅力的。
車に乗るシーンの表情、“アニータダーリン“の
言い方にリスペクトを感じる。
エステラとクルエラの二面性の表現が物凄い。
(エマストーン演じるミアとクルエラの役が重なる)

こうして101匹わんちゃんが生まれたのか!と
思わせる、元あるストーリーへの繋げ方が見事。
(犬は飼い主と似るシーン入れてくれたの最高)

キャスティングした人、神だ。
エマトンプソン、マークストロング、
相棒2人、デザイナー、手下、みんなよかった。
原作キャラと一致。幼い頃のクルエラも可愛い。

時代設定は1970sなのに現代を感じられる画面構成。
大好きな音楽がたくさん流れてテンション爆上がり。
これは大画面、大音量で全身で感じて欲しい。

今作は普段映画をあまり見ない人でも好きになれて、
原作を見てなくても楽しめる要素がたくさん詰まってる!
勿論映画ファンも喜びそうなシーンがたくさん。

ディズニー実写の中で一番好きだったのは
マレフィセントだったけど、今作はそれを超えた!

ディズニーの本気を感じる。
あらゆる面でセンスしか感じない!

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