鈴の音から始まり鈴の音で終わる。
息が浅くなっていくような静けさと、
感情に乗せて変化していく音楽がとても印象的。
セリフ以上に映像で語り、繊細で力強い。
時間の流れがとても心地よかった。
“どこかとどこかの歯車が偶然に
絡み合って何かが起こるのかも“
動きがぴったり合う瞬間、
セリフと出来事が重なる瞬間、
関係ないと思っていたことがお互いを影響し合う。
この作品の全てが“偶然の一致“で成り立っている。
一回見てはっきりとわかる映画じゃない。
ぼんやりとしたイメージで感じる映画。
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