ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド

試写会にて鑑賞。

1987年「ザ・スミス」の解散をきっかけに、
5人の彷徨う若者たちの一夜を描く。

彼らの心情と音楽が重なり合い感情を揺さぶる。
陰気な雰囲気と陽気な面を持ち合わせた作品。

明日になったら忘れられてしまうかもしれない。
けれど行動せずにはいられない。彼らの熱い想い。

“オシャレと勉強にやりすぎはない“

この物語はどこへ向かっていくのだろうという、
終始ふわふわした状態が、どこか落ち着かない、
若者の気持ちと一致していた。

章で構成された物語はカセットテープの、
A面B面のように進んでいく。
80s音楽や映画の小ネタも挟まれていて、
音楽と映画好きにはたまらない一作。

ウォールフラワーのような青春映画感もあり、
様々な人物の台詞が心に刺さっていく。
音楽に人生を救われたことがある人はもちろん、
この映画を見た誰かの救いになったり、
音楽、映画好きで、共感できる人も多いと思う。

ザ・スミスが好きな人、80sの雰囲気や、
ファッションが好きな人にオススメの映画。

彼らの活動や歌詞を知っていたらより楽しめる。
これを見てザ・スミスにはまる人もたくさんいそう。

元の事件の真相は分からないけれど、
最後には、謎の爽快感を感じられた。
人生の大切な1ページを見ているようで、
始まりと終わりの演出が最高でした。

“耳と心を開くんだ“

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