ウディアレン監督、最高の世界観。
これを見てさらにフランスに行きたくなった。
今の生活に慣れてしまっているからこそ、
他の時代がよく見えたりもする。
その気持ちすごく共感できるし、
アナログなモノや音楽スタイルに惹かれるのもすごくわかる。
この時代のパリなんて生きてるだけで素敵。
でもきっとどんな時代にも不満はあって、
完璧に見えてしまっているだけ。
自分が生きている今をどれだけ大切にしているか、
どれだけ今を理解して過ごしているか、
考えてみると、自分はきっと今の時代の半分も、
知らないし答えられないと思う。
時代を考えることは今を楽しむことにもつながるかもしれない。
主人公は2段回のタイムスリップを通して、
やっと自分が生きている今が最高だということに気づく。
監督がこの脚本を描いているときにすごく、
ドキドキしながら描いてたんだろうなって、
思うとさらに楽しめる映画。
雨の夜にパリを一緒に歩いてくれる人いないかな。
最初と最後が気持ちよく繋がって、
ついリピートしてしまう映画。
真夜中のパリに迷い込んだときの、
オーウェンウィルソンの表情は格別。
他キャストも実在の人物に結構似ててビックリ!
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