自分が作品作ってる時のワクワクする気持ちと、
この映画が重なった…“生み出す“ってこういうことだ…
“光で写すからまずは光を捕まえなくちゃ“
って純粋な思考で、実行していく姿。
その好奇心と情熱で、試行錯誤しながら、
ガラクタでアナログ映写機を作り出す技。
そして映像がスクリーンに写った時の、
キラキラした目と、音に気づいた時の感動。
全てにワクワクしている無邪気な子供たち、
一人一人の表情、キャラクター性、
色味、音楽、全てがドキドキの連続!
お母さんはほとんど台詞がないのに、
料理で愛が伝わるのも最高の演出…
見ていてお腹がぺこぺこになりすぎて、
鑑賞後インドカレーを食べに行きました。
映画をとことん研究してるからこそ出せる、
過去の名作へのオマージュも嬉しかった。
(2001年宇宙の旅、スタンド・バイ・ミー、
イット、ニューシネマ・パラダイスなど)
今作はパン監督が体験した、ほぼ実話の物語で、
この映画の主人公の人生のつづきが、
こうして作品になっていると思うと、
まさに「エンドロールのつづき」というタイトルがピッタリ。
熱中できる物に出会うこと、
その情熱を追い続けること、
そして夢を実行すること。
思い出すだけで泣きそうになるくらい、
胸がギュッと締め付けられる作品だった。
これぞ“映画愛“
コメント