たかが世界の終わり

何度見てもやはり不完全。
その不完全さ人生の深みを増す。

なにも言わない主人公。家族の距離感。
密室劇における彼らの目線と表情がなんとも。

母からの愛情。複雑な人間関係。
ドラン作品における“特別とは何なのか“の定義。

妹と兄がうまくいかないのも、
それを庇おうとする妻の関係もリアルで…

“居心地の良い不幸よりも幸福を選べ“

最後の最後、余韻を残して終わる。
“たかが“世界の終わりはまさに主人公が、
家族という複雑さの全てを認めた瞬間のようにも思う。

いろんなことがあったけどエアロビのシーンは好きです。

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